DAC-124 WESTERN AFFAIR VOL.1

DAC-124 WESTERN AFFAIR VOL.1

販売価格: 5,700(税込)

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商品詳細

‘69年USツアー2日目のロサンジェルス、フォーラム公演を昼夜2公演完全収録したもの。 内容的にははもう一つの「LIVER THAN YOU’LL EVER BE」とも言えるもので、両公演とも有名なTMOQの創設者であるダブ・テイラーによる録音です。

セカンドショーは色々なレーベルより様々な形で多数リリースされていますが、DISC-1のファーストショーはCDリリースの数もも大変少なく、 特に今回のリリースでは過去盤よりもロージェネレーションのマスターを使用して、ヒスノイズの少ない聴きやすいリマスターサウンドにて登場。ボーカルはやや遠目ですがドラムスはかなりオンで収録された独特のバランス感で、 音の印象はやはりダブのオリジナル音源であるフェニックス公演に近い感じです。 随所でPAのハウリングが発生したり、演奏自体がリハーサル然とした感もありますが貴重なツアー第2公演目の音源です。

DISC-2は最近DACよりOBRマスターを使用して単品リリースされたセカンドショーとは異なる別の音源で、そのOBR音源とは全編別テイクTMOQ音源です。 OBRソースがキースのギターが大きめのワイルドなバランスであったのに対し、このTMOQソースでは全体のバランスが取れたよりクリアーな音質に仕上がっています。
このセカンドショーのTMOQ音源は過去に一度だけSONIC ZOOMレーベルより「BORN IN THE CROSSFIRE HURRICANE」なるタイトルでプレス盤でリリースされたのみで、 その後はさしたるグレードアップもないまま放置されていましたが、トレーダー間ではリールマスターよりファーストコピーされたカセット経由のアップグレードソースが発掘されており、 そのマスター音源が今回のリリースに使用されました。肝心の音質はやはり「LIVER?」と同様にウーヘルのリールレコ-ダーとゼンハイザーのショットガンマイクで収録されただけあって、 この年代の音源としてはケタ違いのクリアーな音質です。
セットリストもファーストショーより2曲増え、「LIVER?」のオークランド公演よりキースのギターのチューニングの状態が良く、演奏内容も勢いがあって迫力のある優れたものとなっています。 今回のリリースではOBRソースに収められていたサム・カトラーによるオープニングMC後の歓声よりスタートしますが、TMOQのダブがその位置からレコーダーをスタートさせたという史実を残すため、 あえてOBRソースとの継ぎ接ぎ編集は行なっておりません。(STREET FIGHTING MAN終了後の歓声部分は逆にこちらのTMOQソースの方が若干長めに収録されています。) 当時TMOQからはオークランドのセカンドショーとサンジエゴ公演がLP1枚ものでそれぞれリリースされただけで不思議なことにこれらのL.A.公演は一切リリースされず終いでしたが、 数十年の長期に渡って処分されずにテーパー本人の手元に良い状態で残されていた貴重なアーカイブマスター音源を本作でじっくりとお楽しみ下さい。