DAC-091 ALL THE GIRLS IN HANNOVER

DAC-091 ALL THE GIRLS IN HANNOVER

販売価格: 7,800(税込)

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商品詳細

NIEDERSACHSENSTADION HANNOVER WEST-GERMANY JUNE 6&7 1982

'82年ユーロピアン・ツアーより現在入手難な独ハノーヴァー公演を2公演カップリングでリリース。
6月6日の初日は「HANNOVER '82」(IMP)として過去盤が存在しますが、今回のCD化にあたってオリジナル・テープよりの新規トランスファーを行い、ダビング時に失われていた低域成分も漏らさずにマスターとして取り込むことに成功しています。
元々高域寄りの高音質のオーディンス音源ですが、高音質の隠密音源を語る時に良く引き合いに出される'75年L.A.のマイク・ミラード音源になぞらえると、実際には存在しないのですが「'82年版ミラード音源」とでも表現しておかしくないようなクリアで歯切れの良い音質に仕上がっています。
このハノーヴァー公演は'82年のツアーではドイツ初公演のロケーションで、そのせいか観客の盛り上がりも物凄く、それに応えるようにSTONESのプレイも全体的にアップテンポで熱のこもったものになっています。全体のクオリティも'82年ものの定番であるスウェーデン、ゴーセンバーグ公演=「NEVER STOP」に勝るとも劣らない音質と内容と言えるでしょう。
レアなビッグ・ボッパーのカバーの「CHANTILLY LACE」は2公演とも演奏されていますが、7月に入ってからの公演ではセットから外されてしまったのでここでの高音質での収録は大変貴重です。P.A.の不備からコンサート中盤の数曲で演奏音がオフになる箇所がありますが、これはご愛嬌でP.A.がダウンする度に客席からどよめきが起こるハプニングもそのまま捉えられています。
またIMP盤より若干ですがイントロとエンディングを長く収録しており、やや早かったピッチも正確にレストアされていることもマニアにはチェックポイントでしょう。6月7日の2日目は「HANNOVER 82」(CHECK THIS OUT)で比較的最近リリースされた音源ですが、本盤は日本への入荷が少なくほとんど話題になることもなかった盤ですが、典型的なカセット収録の音質ながらバランスも良く、初日をさらに上回るスピード感のある演奏が収録されています。
CHECK THIS OUT盤ではなぜか曲間が全て摘まれており、1曲終わるごとにフェードアウト、フェードインというライブ盤にあるまじき編集が施されていましたが今回のリリースでは6月6日分同様オリジナル・テープを使用し、CHECK THIS OUT盤で切り落とされてしまっていた曲間のオーディエンス・ノイズも全てオリジナル・テープ通り収録。またかなりキツ目にEQ加工されていたCHECK THIS OUT盤ですが、本作では聞き易さを優先し最低限の補正加工にとどめています。
現在入手し辛い2公演をアップグレードのクオリティで4CDにコンパクトにパックした'82年ドイツのベスト・アイテムです。