DAC-085 SOMEWHERE OVER THE RAINBOW

LIVE AT LOUISIANA STATE UNIVERSITY ASSEMBLY CENTER BATON ROUGE LOUISIANA JUNE 1, 1975 1st SHOW

'75年ツアーオブジアメリカス初日のバトンルージュ・アーリーショー、ステレオ音源のソース2より待望のCD化です。関連リリースとして6月1日の1st、2nd両公演を収録した「FIRST NIGHT STAND-AN OPEN INVITATION TO SEX WITH THE DEVIL」(VGP-375)がありますが、こちらの既発盤はCBMのLPリリースに使用されたモノラル音源のソース1の全長版をフィーチャーしておりました。今回のソース2音源はステージからの音の近さではソース1のモノラル音源に敵わないものの、ステレオ収録されていることと、録音レンジがソース1よりも広く聞きやすい音質と、レア曲収録の内容ゆえにアナログ時代からの人気盤でした。本作に使用されているソース2もこれまで何度かCD化されてきてはおりますが、肝心のピッチが早いか遅いかどちらかのレストア不十分なものでしたが、今回のリリースでは全編かっちり±ゼロにコレクトされています。またテープチェンジ等によるカット部分もソース1を補填使用することによって、これまでで本公演の最長収録を実現しました。音質も本公演収録のCDでは過剰に強調されてしまうことの多い高音域も、フラットかつナチュラルな質感の聴感バランスに仕上げられています。プレイ内容はツアー初日の第一回公演ということで、緊張からか全編その後の公演よりアップテンポでやや硬い演奏となっています。「ROCKS OFF」、「LUXURY」、「DANCE LITTLE SISTER」等の初日近辺のみでその後のセットリストから消えてしまったレア・ナンバーも収録した、ロン・ウッド加入後の初ステージでの大変貴重な記録と言えます。