DAC-084 DANISH BREW
DAC-084 DANISH BREW
販売価格: 5,700円(税込)
在庫あり
商品詳細
BRONDBY-HALLEN COPENHAGEN DENMARK OCTOBER 7, 1973
1st & 2nd shows
'73年ユーロピアンツアーよりデンマーク2公演をフィーチャーしたセットの登場です。ディスク1に10月17日コペンハーゲン公演のファーストショーを新発掘のステレオ・オーディエンス・ソースより収録しています。この公演はかってVGP盤「GREATEST DANE」で セコンドショーとしてクレジットされた公演で、今回この音源を公開した人物のキャプションで実際のファーストショーであることが明記されています。モノラル収録された過去音源と比較して、収録レンジの広い音質で新発掘の'73年オーディエンス音源としてはかなり上級 の音源であると言えます。内容も「無情の世界」の弾き語りパートでテイラーが普段弾かないスライドを入れていたり、コーラスパートでビリー・プレストンの聞き慣れないハモリがあったりとなかなか聴き所の多い内容となっています。この音源からは既にいくつかの既発リリース が存在し、一様にオリジナル音源のヒス成分を抑えるためのノイズリダクション処理が顕著なのですが、本作ではナチュラルで高域成分を損なわない聴感にこだわった圧縮感を排除した音作りがなされています。また1パーセント未満の微細な誤差ですが、元音源でやや 早かったピッチも修正されているのは関連リリースの中で本作のみの特長です。
ディスク2には同日のセコンドショーからの音源を過去最高の音質でCD化。LP「WONDERFUL WONDERFUL COPENHAGEN」で初登場し、その後VGP盤同名CDで全曲リリースされた有名音源です。VGP盤廃盤の後しばらく入手難な状況でしたが、近年になってリリースされた 海外盤「ARE YOU READY COPENHAGEN」で音質向上したソースでリリースされていたのですが何故か本盤はほとんど日本には未入荷でした。本作ではその「ARE YOU READY COPENHAGEN」の難点であった「STAR STAR」でのデジノイズ混入や、コンサート中盤の「無情〜」前と 「RAMBLER」後のトレーダーによるマーキング/カットとその2曲で前後のパートと比較して3〜4%ほどガタッとピッチがダウンしてしまう現象も新出のロージェネレーション・マスターの使用により見事に解消しています。特に「RAMBLER」イントロの前の曲間ではハープを構えたミックを見た客が勘違いしたのか「HEY, LITTLE RED ROOSTER !」 と叫ぶ「ARE YOU READY〜」ではばっさりカット/音飛びしてしまっていた場面を聞くことができます。プレイの方もまとまりのある重厚な演奏を聞かせており、その会場との馴染み具合、演奏の落ち着き具合等を考慮してもやはりこちらがセコンドショーで間違いないと思われます。 ホノルル73の音源のクレジット訂正同様、今回の新音源及びロージェネレーション・マスターの発掘のかなり以前から、ドイツの研究家Nico Zentgraf氏のコンプリートワークス・ウェブサイト上でも「Heatbreaker showがセコンドショー である」旨が訂正、明記されています。肝心の音質の方は「GIMME SHELTER」でのチャーリーの細かいハイハットのオープン/クローズからビル・ワイマンの重心の低い唸るベースラインまではっきり聞き取れるほど優れた録音で、「中域のギターの帯域に音割れ があり聴き辛い」などと海外のブート評で厳しい批評をされていた「ARE YOU READY〜」で若干目立った歪み成分も皆無と言って良いほど抑えられています。また「ARE YOU READY〜」のマスターとなっている音源は、いったんリールテープ媒体に落とされたものを ソースとしているようで、デジタル・トランスファー時のアジマスずれや経年劣化によるクロスストロークで左右に位相の狂いが生じており、それがステレオっぽい効果に聞こえる(単にアジマスが右寄りになっているように聞こえます)と言われたりするようですが、ほぼ全ての 関連リリース、トレードテープソース等のチェック、及び本作に使用したロージェネ音源のオーナーのキャプションからも明らかなようにこのセカンドショーはモノラルの録音機材を使用して収録されておりますので、今回のリリースにあたって妙なアンビエンス等の加工などをせず オリジナル通りのクリアでパワフルなマスターテープの迫力をそのまま損なわずCD化させました。
1st & 2nd shows
'73年ユーロピアンツアーよりデンマーク2公演をフィーチャーしたセットの登場です。ディスク1に10月17日コペンハーゲン公演のファーストショーを新発掘のステレオ・オーディエンス・ソースより収録しています。この公演はかってVGP盤「GREATEST DANE」で セコンドショーとしてクレジットされた公演で、今回この音源を公開した人物のキャプションで実際のファーストショーであることが明記されています。モノラル収録された過去音源と比較して、収録レンジの広い音質で新発掘の'73年オーディエンス音源としてはかなり上級 の音源であると言えます。内容も「無情の世界」の弾き語りパートでテイラーが普段弾かないスライドを入れていたり、コーラスパートでビリー・プレストンの聞き慣れないハモリがあったりとなかなか聴き所の多い内容となっています。この音源からは既にいくつかの既発リリース が存在し、一様にオリジナル音源のヒス成分を抑えるためのノイズリダクション処理が顕著なのですが、本作ではナチュラルで高域成分を損なわない聴感にこだわった圧縮感を排除した音作りがなされています。また1パーセント未満の微細な誤差ですが、元音源でやや 早かったピッチも修正されているのは関連リリースの中で本作のみの特長です。
ディスク2には同日のセコンドショーからの音源を過去最高の音質でCD化。LP「WONDERFUL WONDERFUL COPENHAGEN」で初登場し、その後VGP盤同名CDで全曲リリースされた有名音源です。VGP盤廃盤の後しばらく入手難な状況でしたが、近年になってリリースされた 海外盤「ARE YOU READY COPENHAGEN」で音質向上したソースでリリースされていたのですが何故か本盤はほとんど日本には未入荷でした。本作ではその「ARE YOU READY COPENHAGEN」の難点であった「STAR STAR」でのデジノイズ混入や、コンサート中盤の「無情〜」前と 「RAMBLER」後のトレーダーによるマーキング/カットとその2曲で前後のパートと比較して3〜4%ほどガタッとピッチがダウンしてしまう現象も新出のロージェネレーション・マスターの使用により見事に解消しています。特に「RAMBLER」イントロの前の曲間ではハープを構えたミックを見た客が勘違いしたのか「HEY, LITTLE RED ROOSTER !」 と叫ぶ「ARE YOU READY〜」ではばっさりカット/音飛びしてしまっていた場面を聞くことができます。プレイの方もまとまりのある重厚な演奏を聞かせており、その会場との馴染み具合、演奏の落ち着き具合等を考慮してもやはりこちらがセコンドショーで間違いないと思われます。 ホノルル73の音源のクレジット訂正同様、今回の新音源及びロージェネレーション・マスターの発掘のかなり以前から、ドイツの研究家Nico Zentgraf氏のコンプリートワークス・ウェブサイト上でも「Heatbreaker showがセコンドショー である」旨が訂正、明記されています。肝心の音質の方は「GIMME SHELTER」でのチャーリーの細かいハイハットのオープン/クローズからビル・ワイマンの重心の低い唸るベースラインまではっきり聞き取れるほど優れた録音で、「中域のギターの帯域に音割れ があり聴き辛い」などと海外のブート評で厳しい批評をされていた「ARE YOU READY〜」で若干目立った歪み成分も皆無と言って良いほど抑えられています。また「ARE YOU READY〜」のマスターとなっている音源は、いったんリールテープ媒体に落とされたものを ソースとしているようで、デジタル・トランスファー時のアジマスずれや経年劣化によるクロスストロークで左右に位相の狂いが生じており、それがステレオっぽい効果に聞こえる(単にアジマスが右寄りになっているように聞こえます)と言われたりするようですが、ほぼ全ての 関連リリース、トレードテープソース等のチェック、及び本作に使用したロージェネ音源のオーナーのキャプションからも明らかなようにこのセカンドショーはモノラルの録音機材を使用して収録されておりますので、今回のリリースにあたって妙なアンビエンス等の加工などをせず オリジナル通りのクリアでパワフルなマスターテープの迫力をそのまま損なわずCD化させました。